汗を止めたい時は太い血管を冷やす!熱中症にも効果的。
暑くて汗が止まらない。
そんな時は太い血管を冷やすと汗が止まり非常に効果的です。
全身をめぐる血を冷やすことで、即時的に体温を下げることができます。
サッカーの試合をご覧になったことはありますか?
プレーが中断したら、選手はすぐピッチから出て水分補給をしますよね。その時、頭や首筋に水をかけているのを見かけた事があるかと思います。
プロのサッカー選手は、体を瞬時に冷やすにはどうすれば良いのか分かってるのです。
さて、実際に、どこを冷やせばよいのでしょうか?心臓から出された血液が流れる太い血管を動脈と呼び
総頸動脈・腋窩動脈・大腿動脈
の3つが主に体表から浅い場所を走行する動脈です。
全て拍動を触れることができるます。
●総頸動脈
首の前面、外側にある胸鎖乳突筋の内側にあります。
首の骨と胸鎖乳突筋の間を圧迫すると拍動が触れます。
●腋窩動脈
脇の下、ほぼ中心にあります。
脇のすぐ下上腕骨内側を圧迫すると拍動を触れることができます。
腋窩部でも触れますが、強く圧迫しないとならないので痛いかもしれません。
●大腿動脈
足の付け根、鼠径部の中心より内側部にあります。
デリケートな部分ですので人差し指と、中指で強くならないように圧迫して下さい。拍動が触れます。
熱中症でもこれらの動脈を冷やすのは大切なので、いざという時の為にも是非覚えておきましょう。
※熱中症になった場合の応急処置。
1.医療機関へ連絡、重症の場合はすぐに救急車を呼ぶ。
2.涼しい場所へ移動させる。
3.塩分、水分を補給する。スポーツドリンクなどが良いです。
4.衣服の締め付けをなくし、総頸動脈、腋窩動脈、大腿動脈を冷やす。
となります。
すぐに汗を止めたい時は、常に肌が露出している総頸動脈に冷たいドリンクや、タオルなどを押し当てると良いかと思います。
持続的に行うことは難しいので、一時的な方法になってしまいますね。
汗が止まらないと人の目が気になったり、余計止まらなくなったりする場面もあるかと思います。自分はあります泣
その時は、太い血管を冷やすことを知っていればちょっとした保険になるのではないかと。
是非試してみて下さい!!
それでは読んでいただきまして、ありがとうございました。