しゃっくりを止めるツボ

しゃっくりとは横隔膜の痙攣によっておきます。止まらないと心配されたり、公共の場ですと恥ずかしい思いをしてしまいますよね。

 

中には、ストレスによる心因性や病気が潜んでいる場合もあるので、頻度が多い場合は医療機関にご相談下さい。

 

昔ながらの治し方で水を飲む、息を止める、などありますしたが経穴(ツボ)による止め方をご紹介します。

 

天突(てんとつ)

左右の鎖骨を結んだ中央の窪んだ所にあります。

咳や喘息など呼吸器系に効果があり、しゃっくりを止めるのに最適なツボです。

親指で斜め下、肺の方へ向けて優しく3秒ほど押して放してを繰り返して下さい。

押すと喉が詰まったような重い感覚があるかと思います。

 

他には

気舎(きしゃ)

鎖骨の始まる所の上にある窪み。天突から斜め上両側の鎖骨が触れたらその上ですね。

 

天鼎(てんてい)

のどぼとけの外にあり、辿っていくと胸鎖乳突筋という筋肉が摘めると思います。その筋肉の外側にあります。

 

喉の周りはデリケートですので、強く押すのは厳禁です。

自分で押すと分かりますが、ツボの場合さえ捉えられていれば重い感覚だったり、反応があると思います。

正確な位置であれば、弱い刺激で充分です。

 

しゃっくりが止まらなくて困っていた友人に試しで天突を押してあげたら、本当に止まりました。

その時は遊び半分だったので、効くとは思わず東洋医学って凄いんだなと実感。

 

しゃっくりが止まらない時は天突のツボをお勧めします。