プロバンサイン実際に使った効果は?
プロバンサイン。
この薬のおかげで多汗症状が楽になりました。
●概要はこちらをお読み下さい。
多汗症治療。プロバンサインとは? - asehitsuji’s blog
根治治療ではないです。薬の作用により汗をコントロールすることが目的となりますね。
自分は全身性の多汗症です。気温30度で数分歩くだけでも汗だく。
夏は用事がない限りは家から出れません。
ただ暑かろうと仕事はしなければ生活はできない。多汗症だろうと国民の三大義務は果たさねばならないのです。
会社は駐車場から徒歩5分程、着く頃には汗が垂れ流れます。
就業開始前にラジオ体操をするのですが終わる頃にもう全身ビショビショ。もちろん自分だけ。
仕事をしていて汗をかいてるのはまだ耐えられるのですが、毎日汗から始まる生活が恥ずかしくも、情けなくもありました。
クーラーもない場所で働いているの為その後は1日中汗が止まりません。
死ぬ気でやってます。
現在、プロバンサインのおかげでこの問題は半分解決しております。
歩いても、体操をしても下半身に少し汗を感じる程度で全く気になりません。
暑い時は、誰しも汗をかいているのですが、多汗症と自覚している方は量が桁外れに多いのだと思います。
感覚としては、人並みの量になりました。
例え人並みでも、今まで悩んでストレスであったことが解決できたのは最高に嬉しいかったです。
プロバンサインに感謝とその効果の素晴らしさを知りました。
1.飲み方
元々、消化器の炎症を抑える為に消化液の分泌を減らすお薬ですので、
通常は食後朝・昼・晩に一錠ずつがスタンダードになります。
ただ経験上これでは効きづらいし、効果にムラがあります。
多汗症でプロバンサインを服用している皆さんが仰るのは、、空腹時に飲むことです。
ここで自分の飲み方を紹介します。
暑い日限定です。
●朝7時
ブラックコーヒー・プロバンサイン2錠。
●昼12時
軽食(主食抜き、おかず程度)
●15時
プロバンサイン2錠
●夕19時
栄養バランスの良いものをたくさん食べる。
となります。
朝は食べないことで、最大限プロバンサインの薬効があがります。
ヨーグルトを食べたり、コーヒーにミルクを入れても安定しなかったので、乳製品は良くないかもしれませんね。
効き始めるのは飲んだ後、30分〜1時間程。効果が感じられるのは8時〜14時迄、
15時にも飲みますがあまり効かないですね。気休め程度です。
昼に食べてしまうのが原因かもしれません。流石に暑い中2食抜いては体が持たないかなと思い、まだ試してません。
14時以降も効果が持続できる飲み方をすれば、1日ノンストレスなのですが、まだ上手くいったことはなく試行錯誤。
これは独自のやり方になりますので参考程度にして下さい。
はっきり言って自分の汗は尋常ではないです。ここまでしなくても効果は得られると思います。
2.副作用
これも個人的な意見になりますが、お話します。
副作用で一般的な目の乾き、眠気などは特にありませんでした。
喉の乾きは常に感じます。
まめに水分補給を心がけて下さい。それに伴い発声もし辛くなり、かすれ声になる時があります。
営業や接客業の方は注意が必要かもしれません。
唾液の分泌減少も感じます。
口がイガイガしたり、口が渇くと口臭の原因にもなります。
お昼ご飯も喉に詰まりやすいです。よく噛んで、水分を多目にとって下さい。
顔、体のほてり。
汗が止まっているため顔や体に熱がこもってるような暖かさを感じますが、特に気にはなりませんし、心地よくもあります。
これら副作用があるということは、薬が効いていることを意味します。
症状は、人によって違いますので、副作用の強く出る方は量を減らすかお医者さんに相談することをお勧めします。
無理して体に負担をかけたり、熱中症になっては元も子ありません。
多汗症の方は分かると思いますが、汗が吹き出してくるスイッチみたいな自分でどうしようもない状態ってありませんか?
やはり、激しい運動をしてしまったりスイッチを入れてしまうと、大量の汗はかきます。
それでも、量はいつもよりは少ないのと、汗がひく時間は早いので効果はありますね。
3.まとめ
プロバンサインは多汗症の患者さんにとって、飲むだけで汗を減少できる素晴らしい薬だと思います。
しかし、副作用もあり症状によっては諸刃の剣にもなり得る事は忘れてはいけません。飲み過ぎていいことはないのです。
常用することで、薬に対しての耐性ができてしまう可能性もあります。
自分は気温25度以上、またどうしても汗をかきたくない日のみ使用するルールを決めています。仕事が休みの日は基本飲んでません。
とても良い薬ですが、依存し過ぎてしまっては後々自らの首を絞める結果になりかねませんので自己管理が大切です。
加齢になるにつれ、前立腺肥大、その他病気になるリスクが高くなりますので一生この治療という訳にはいかないと思います。
医学の進歩により、新しい治療法が見つかればよいのですが、他の方法を考えておく必要があるかもしれません。
みなさんの悩みが少しでも解消されますよう、心からお祈りしております。